2020-11-07 / 最終更新日時 : 2020-11-07 wpmaster 言葉 第1312回 バイズーとうつほ物語 口頭の世界と密着した文字である片仮名は、「書」にはならない文字です(網野善彦『日本の歴史をよみなおす』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 阿呆な伊賀者が宇宙へ行こうと江戸川に於いて、加減も知らずに幾久しく介 […]
2020-10-31 / 最終更新日時 : 2020-10-31 wpmaster 構造 第1305回 真善美とバナちゃん節 人生は一行のボオドレエルにも若かない(芥川龍之介『或阿呆の一生』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 1万円札の価値は当然1万円ではなく、1枚あたりの製造コストで言えば25.5円だそうで、7.6センチ×16セ […]
2020-10-28 / 最終更新日時 : 2020-10-28 wpmaster 構造 第1302回 ユス・コムーネと超弦理論 甘やかな時代の存在はなかば想像力とあと記憶の中にある(筒井康隆『聖痕』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 こういう場合はこういうふうに決まっている、とか、常識の範囲で言えば普通はこうなる、と思っていると想定 […]
2020-10-27 / 最終更新日時 : 2020-10-27 wpmaster コミュニケーション 第1301回 フラジオレットと有毛細胞 ぼくは「大きな耳」なんか持っていない。音痴なんだ(植草甚一『フリー・ジャズの勉強』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 音源から発した音は、強さと高さと大きさと色を伴って媒介の中を運ばれてゆきます。 強さとは […]
2020-10-26 / 最終更新日時 : 2020-10-26 wpmaster 言葉 第1300回 義清阿闍梨とクザーヌス 知之為知之、不知為不知。是知也(『論語』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 人と対話をする中で、使わない方がよい言葉やフレーズもいろいろあります。まるで相手を詰問するような攻め言葉、小馬鹿にするような居丈高 […]
2020-10-24 / 最終更新日時 : 2020-10-24 wpmaster 構造 第1298回 丁度可知差異とアナムネーシス 世の中はやると待つの二つしかない(司馬遼太郎『国盗り物語』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 「世の中には2種類の人間がいる。○○をやったことがある人間とない人間だ」。よく聞くフレーズですが、これはいくらで […]
2020-10-21 / 最終更新日時 : 2020-11-05 wpmaster コミュニケーション 第1295回 サン・キュロットと腕輪念珠 モードもコスメも新たなリテラシーに達したのだ(松岡正剛『千夜千冊』第1319夜)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 自分のことを取り立ててお洒落とは思いませんが、服装には気を使います。常識に反していなければ服 […]
2020-10-20 / 最終更新日時 : 2020-10-20 wpmaster スキルアップ 第1294回 フーチングと純粋持続 初歩的知識を材料にして、それのもっている本質を根本的に反省するということなのだ(二畳庵主人/加地伸行『漢文法基礎』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 新しいことを身に着けるにはいくつかの手順があるものですが […]
2020-10-18 / 最終更新日時 : 2020-10-18 wpmaster 構造 第1292回 レジンモールドと脂質二重層 彼等の手には饂飩の大きな笊と二升樽とそれから醤油の容器である麥酒罎とが提げられた(長塚節『土』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 外面ではなく中身が大事だとか、見てくればかりでなく内面を磨くべきだとか、人は […]
2020-10-17 / 最終更新日時 : 2020-10-17 wpmaster 言葉 第1291回 藤原有年申文とTRONコード 啄木鳥こつこつ、枯れけやき(北原白秋『五十音』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 安心以上のものが望まれるこの宇宙では、衣食住の問題に於いては少しの加減も許されず、幾久しく計画的に己を見つめることが重要だ。 […]