第2492回 タイムと浪曲
こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。ちょいと待ったあ。これは浪曲師・相模太郎(初代)の、ラジオ「浪曲天狗道場」でおなじみの掛け声ですが、これは現代の日常の風景でも、我々が常に発するべき科白であるはずなのです。現代は何もしなくてもいたるところで大変なことがあちこちで起きています。まして、すべてを流れのままにノホホーンとまかせていれば、ヘタをすれば己れの命すら危険にさらされるかもしれません。それを防ぐための、まず最初にできる知さな一歩、それは「ちょいと待ったあ」です。何を見ても、何をきいても、とにかくこの言葉を思い出すところからスタートすべきなのであります。続きはまたどこかで。
<今日の一推>
相模太郎・浪曲名人集