第2495回 歌と饒舌の関連(1)
こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。なおふみかよへあとたえずして。古典などを読んでいてふと思いましたが、たとえば平安貴族のような人々の生活の中で、歌はどのような存在だったのでしょうか。歌は趣味や娯楽ではなくコミュニケーションの究極の形だったように思えます。相手にアピールしたい気持ちや考えを煮詰めて美しく整え、そしてそれを奏でるように表現したのでしょうか。現代で、それに相当するものは見当たらない。それは物があふれているから。そう考えると、物は少ない方がよいのかもしれません。続きはまたどこかで。
<今日の一推>
小倉百人一首