第1295回 サン・キュロットと腕輪念珠

モードもコスメも新たなリテラシーに達したのだ(松岡正剛『千夜千冊』第1319夜)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

自分のことを取り立ててお洒落とは思いませんが、服装には気を使います。常識に反していなければ服などに拘る必要はない、との意見もありましょうが、服装とは、自分を格好よく見せたり、存在をアピールしたり、特定の印象を与えるためのものである前に、「相手の目にうったえる挨拶」であるはずです。「こんにちは」と言葉を交わすのと同様に、「あなたに会うためにこのような格好をしました」「これだけの服装の準備をしてまいりました」という敬意の表現です。

極端に言えば、もし話の場にパンツ一丁で現れた人がいたら、その人は相手のことを「お前の価値はパンツ一丁で充分だ」と見なしていると言えます。あるいはいくら高価なものであっても明らかにその場凌ぎだったりアンバランスだったり無理があったりすれば相手への敬意は薄れるでしょう。

「情けは人の為ならず」とは逆に、「お洒落は我の為ならず」ということです。

(A面へ)

<今日の一唱>
松岡正剛『千夜千冊』第1319夜

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