第2491回 サバと繰り返しのラリー(1)

こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。サバ言うなコノヤロー。と、これはクレイジー・キャッツの「五万節」で、一節歌ったあとを受けて交代で入る演者の突っ込み科白でおなじみですが、そのあと次々に同じパターンが繰り返されていきますね。こういう形式をナンチャラループなどと呼ぶのかもしれませんがそれは知りません。しかしこれを私は「たかが歌の世界の話」と笑って忘れることができません。誰かの言ったことに対して「何を言っているのか」「出鱈目を言うな」とヤジ文句ツッコミを入れ、「俺の話をきけ」とばかりに豪語したとしても、それは別の誰かから同じ返しを受ける可能性が大いにあるからです。これは話の内容に関わらず、いくらでも起こりえるものではないか。続きはまたどこかで。

(A面へ)

<今日の一推>
クレイジー・キャッツ「五万節」

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