2024-01-09 / 最終更新日時 : 2024-01-09 wpmaster 編集 第2471回 音楽と読書(1) こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。いずれにしても音楽は生モノであります。音声が鳴り響き、空気を伝わって五感に届きます。目の前で展開する音の流れに身を入れている状態です。それは一期一会の体験であり行動です。技術の […]
2021-08-20 / 最終更新日時 : 2021-08-20 wpmaster 編集 第1599回 コピュラと16番染色体 ハイボール注ぐグラスを選ぶ夏。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 青い空、白い雲。赤いりんご、黄色いさくらんぼ。楽しい夕べ、悲しい酒。大きな白樺、小さな幸せ。高い買い物、低い壁。よい人間、悪い習慣。形容詞は修飾 […]
2021-04-01 / 最終更新日時 : 2021-04-01 wpmaster 編集 第1457回 アピキウスとそぎぎり 残雪を見ながら汗を拭う午後。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 料理は得意とは言えませんが楽しいものです。なぜ楽しいかと考えてみるに、味覚を満足させるものであること、素材を編集する面白さがあること、ものづくりの […]
2021-03-03 / 最終更新日時 : 2021-03-03 wpmaster 編集 第1428回 強肴とボキューズ・ドール 猫たちのじゃれ合ひなのかたたかひか。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 料理をしながらふと考えました。今おこなっている作業は、素材に対してさまざまな加工や変更を施していることに他ならないのだから、つまりは編集作 […]
2020-07-13 / 最終更新日時 : 2020-07-13 wpmaster 編集 第1195回 ルーガと喃語 若盛りにあてがひ世帯、うごうごと生きて居て(井原西鶴『西鶴置土産』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 「うごうご」が擬態語とは最近まで知らなかったのですが、うざうざ、とか、うじうじ、なども同じ語根を持つよう […]
2020-04-28 / 最終更新日時 : 2020-04-28 wpmaster 編集 第1119回 同朋衆とコンパニオンプランツ 友達がいないのは24時間働いてるから(映画『デンジャラス・ビューティ』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 友も朋も共も伴も侶もすべて語源は同じで、一緒に連れ立つ仲間であり、志を同じくする同僚であり、苦楽をシ […]
2020-04-18 / 最終更新日時 : 2020-04-18 wpmaster 編集 第1109回 権利外観理論とマクフレクノー 多かぁ食わねえ。たった越前(古典落語『三方一両損』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 洒落の頭に御の字がつけばスタイリッシュな感じになって、駄の字がつけば親父ギャグだと蔑まれる対象となります。しかしこの駄洒 […]
2020-04-02 / 最終更新日時 : 2020-04-02 wpmaster 編集 第1093回 アフィクスと深部感覚 春めくといふ言の葉をくりかへし(阿部みどり女)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 少し前から「めく」という接尾辞が気に入っています。様々な単語の後について、らしさを強調したり擬いた様子を表したり風潮を示したり […]
2020-03-22 / 最終更新日時 : 2020-03-22 wpmaster 編集 第1081回 ベイツ型擬態とエアギター 近々長屋でいいことがありますよ。ご覧なさい、酒柱が立った(古典落語『長屋の花見』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 落語の世界では、酒や御馳走を買う金がなくても花見を諦めません。気で気を養うと称して、お茶を […]
2020-02-05 / 最終更新日時 : 2020-02-05 wpmaster 編集 第1035回 白髪三千丈とシネクドキ 物事を複雑にしたり曖昧にするのは、事実そのものではなく、その扱ひかたによるのだ(映画『ナイブズ・アウト』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。 事実は一つであるのに、それを見る人間の気の持ちやう、取り上げ方、解 […]