第2493回 移動と存在のもつれ(1)

こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。戸塚泊まりはまだ陽が高い、駒を早めて藤沢へ。これは立川談志師匠の落語「三人旅」でもおなじみですが、歩いて移動するのが当たり前である世界からすれば、自動車もバスも電車も船も飛行機も、存在そのものを知らないのだから意味もないわけです。存在しなくても意味はある、と考えるのは現代人の勝手な余計ごとでしょう。現代で言えばタイムマシンが作れるかどうかの議論以前の問題で、つまり知らないものは考えのラチガイです。そのようにものごとをスパスパとあっさりと判断して、面倒でも仕方のないことをさっさと片付け、終ったら酒を飲んで寝てしまう生活の方が気持ちよいのかもしれませんね。続きはまたどこかで。

(A面へ)

<今日の一推>
落語「三人旅」

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