第222回 朝のガスパールと融即律

どうもみなさん、らせん日報です。日本の東京からお送りしています。歌って踊るは朝飯前、新たなブログをたいていアップしています。こんにちは、大島雅己です。

物事を見る時、できるだけたくさんの視点を持つように心がけています。基本的には、よく言われる「鳥の目虫の目魚の目」ですね。全体を俯瞰しながら、今取り組んでいる一か所に集中しつつ、そのあとの流れも考える、これをかわるがわる交互に切り替えて行けるのが理想的です。

鳥の目については榎本俊二氏の「ムーたち」に出て来る「セカンド自分」「サード自分」を出せるようになるとかなり無敵ですが、そうでなくても「あの人が見たらどうか」「この人が見たらどうか」という第三者の視点を意識するとなかなか効果的だと思っています。

ITシステムに携わる場合は少なくとも3つの視点が必要でしょう。「使う人」「考える人」作る人」です。
さらに、使う人の先には「サービスを享受する人」が別にいるかもしれませんし、作る人の先には「作業する人」がいるかもしれません。そうなれば、4つ目、5つ目の視点を持つべきなのです。

落語を演じる場合、いくつの眼が必要でしょうね。熊さん八っあんの会話だとしてもまず2つ、その語り手としての眼、それを冷静に見る人としての噺家の眼、そして観客の眼、席亭の眼、評論家や取材陣でもいればさらに増えます。4つや5つじゃあとても足りませんね…。

<今日の本歌>
アーチー・ベル&ザ・ドレルズ「タイトゥン・アップ」

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