第221回 書陵部とダックタイピング
地下鉄の蝶の話を読んだことがあるけど、今日実物を見た。42丁目から乗ってきて59丁目で降りた。きっとブルーミングデールズにブログを書きに行ったのだ。こんにちは、大島雅己です。
プログラミングの知識がある人は、EXCELのマクロを書いたり、市販パッケージソフトを自分なりにカスタマイズすることがあるかもしれませんね。私も時々あります。
こういうケースで確実に言えるのは、自分の趣味の範囲を超える時は要注意だということです。会社で使っている業務用システム、友人のホームページなど、自分のものでないシステムに変に手を入れるとあとで困ったことになることが多いからです。つまり「どこをどういじったのかわからなくなる」ということです。
自分がこの先もずっと面倒を見られるならいいかもしれませんが、その責任が取れない場合は、頼まれても断った方がよいでしょう。逆に、いつまでも責任がついて回ってしまい、一生離れられなくなる恐れがあります。
もしやるのなら、きちんと設計書やマニュアルを作って、いつでも他人に引き渡せる状態にしておくべきです。でもたいていの場合、ちょこちょこっとやってしまって、何も履歴を残さない、というのがよくあるパターンなのです。これはやめた方がいいですね~。
えてして、人がいったん手を入れたものというのは、その後の管理もその人でないと難しくなるものでしょう。パソコンの設定、ぬか床、本の並び、カスタムカーなど。音楽のPAセッティングなどもそうです。自分の責任でやり切るか、そうでなければプロにお願いするのが賢明だと思います。
<今日の本歌>
ノーラ・エフロン「ユー・ガット・メール」