第1672回 ルーブリックと元期座標
琥珀色濃く秋に映ゆハイボール。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。
なにかを作ったり手に入れたりしても、他によさそうなものが目につくと今度はそちらが欲しくなったり、新しいものが登場するとそちらに目移りしてしまうものです。これは、もともとやりたいことや欲しいものがブレているせいでしょう。つまり基準が曖昧だからです。
ここまで達成できればオーケーである、このラインが自分の目標レベルであるという基準が明確になっていれば、あれこれ悩む必要はないはずで、それが決まっていなければどこまでいっても迷い続けることになります。
決められた基準を達成しながら次のゴールを目指していくのと、何も決まっていない中を手探りで彷徨って進むのとでは、天と地ほどの差があります。
掟破りとはルールを破ることではなく、ルールの中から新しい自由を見出していくことなり。立川談志師匠も「幸せの基準を持たなければどこまで行っても不幸だ」と言っています。
<今日の一唱>
立川談志氏の言葉