第1324回 ティシチェンコ反応と常緑小低木葉

こんなぐるぐる回る家もらってもしようがねえや(落語『親子酒』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

二日酔いになるたびに己の体に不信感が沸いて仕方がありません。体が欲する通りに酒を摂取しただけなのに、後になってそれを拒絶するような振る舞いをみせるなんて。欲したのも摂取したのも後悔するのもすべては同じ脳の為せる業、まこと不可解な人体の謎なり。

二日酔いの時に体の中で何が起っているのか。エタノール分子が人体を巡ってホルモンの生成を抑制したり組織を損傷したり免疫の働きに影響を及ぼす。エタノールが分解される途中にできるアセトアルデヒドが毒性を発動するとも言われる。

元を辿ればすべては炭素と水素と酸素という単純な要素が織りなす作用、さらに言えば陽子と中性子と電子、同じ物同士の組合せが変わるだけの現象である。世の中とはそういうものなのでしょう。

(A面へ)

<今日の一唱>
落語『親子酒』

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