第1049回 チャタムハウスと公訴時効

下手に隱し立てすつと、この野郎、おつ放り返すぞ(古典落語『木乃伊とり』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

隠し事はバレるものです。世の中にバレたことのない隠し事など存在しないはづです。もしあつたとしてもバレてゐないので隠し事ではありませんから、やはりバレない隠し事はないのです。ここで言ふ「隠し事」は、本来は伝へなければならないものをしかるべき受け手に伝へないことです。特に、事故や事件やトラブルや悪事などのバッド情報が対象です。

問題になるのは、隠されてゐた秘密もさることながら、隠したといふ行為そのものです。つまり隠さうといふ心理が働いたことです。隱してゐた期間が長ければ長いほど問題は大きくなります。

たいていの場合、隠し事をする理由は、それが知られると不都合が発生するからでせうが、あとで露呈した時には元々の不都合に加へて、隠蔽してゐたことによる不都合が重なる上、隠された相手の側にも不都合が発生してをり、その周辺にも影響が広まつてゐるので、デメリットは何倍にも増幅します。

最初から何も隠さず報告してゐれば一時的なペナルティはあるにせよ迅速な解決に繋がり自分自身の反省も次に生かされ教訓は後進にも残るでせう。

(A面へ)

<今日の一唱>
古典落語『木乃伊とり』

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