第767回 コペンハーゲン解釈とK近傍法

ジグザグ気取つた都会のブログ 振りむいた君の笑顔が揺れるよ 目が合へば遠く指さす。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

本棚に本をどう並べるか、かれこれ3年近く悩み続けてゐますがいまだにこれだといふ回答に辿り着いてをりません。ああしやうかうしやうとアイディアはいろいろと湧きあがるのですがいざ実践しやうとするとどうもしつくりこない感じがしてきて途中でやめてしまふのです。そんなことを繰り返してきたため部分的に整頓されるところもあれば中途半端な状態になつてゐる棚もあれば余計に混乱してゐる箇所もあります。

しかし、最近はこれでよいと思つてゐます。すべての本を厳密に分類して収納することに心血を注ぐよりも、なんとなくこのあたりは歴史の本、このへんは科学の本、といふ大雑把な分けだけしておき多少のぶれは容認するぐらいでよいと思ふのです。目当ての本を探すのに手間取ることもありますが、探す楽しみといふものもあるし、思ひがけない発見をする喜びもあるのです。

IT現場でも、厳密にぴつちりと決めた方がよいとは限りません。遊びとか余裕とかのりしろとか余白が必要なこともあります。

(A面へ)

<今日の本歌>
水谷豊『カリフォルニア・コネクション』

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