第511回 ヴィヴァリウムと非可逆圧縮
赤く咲くのは芥子の花、白く咲くのは百合の花、どう書きゃいいのさこのブログ、夢は夜ひらく。こんにちは、大島雅己です。
子供の頃から本好きでした。本に埋もれて暮らしたいほどに。ジャンルはなんでも好きでしたが一番はマンガです。『ドラえもん』『天才バカボン』を原点として手当たり次第に渉猟しました。小遣いの大半は本に費やし、やがてマンガ週刊誌を含む雑誌を定期購読するようになったので、まさに部屋は本で埋もれます。
そうなると新しいものが入らなくなるので泣く泣く古いものを処分することになる。しばらく経つと捨てた本がどうしても読みたくなって古本屋で買ってくる。そんなことを繰り返してきました。
今でも似たような状況です。本当なら最初からどのぐらいの本をどのぐらいのペースで買ってどこに収納するかを決めておきたいものです。いっぱいになったら一部をさらに別の場所に保管するとか電子媒体に移すなどして、常にほしい本を取り込めるようにできれば理想です。
IT現場でも同じようなことがあります。データの管理です。データは日々かなりのペースで溜まり続けますが、これを放っておくと入れ物がパンクします。何のデータを何のためにいつまで取っておくのか、古いものはどうやって処分するか、そこまで考えておかなければITのプロとはいえません。
<今日の本歌>
藤圭子『夢は夜ひらく』