第597回 ディスコースマーカーと法実証主義
スパイラル研究とはなにか?/それは、/一分野の知識を、他の諸分野の知識に、/秩序正しく結びつける科学です。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。
本が好きなのに読むのが遅くてもどかしい、と何年も思い悩み続け、さまざまな速読術に手を出しては挫折を繰り返し、もはや諦めて粛々と読むしかないかなと腹を括っていた昨今でしたが、先日「瞬読」というまた新しい読書術に出会し、思わず説明会に参加してみました。
大雑把に言うと、右脳を活性化させることで文字認識の瞬発力を鍛えるような読書法です。最近、書籍が発売になり売れているようなのでもはや有名かもしれません。トレーニングを初めて1カ月ほど経ち、なんとなく読書スピードが速まっているかなという予兆を少し感じていますが、まだまだなんとなくのレベルであって、少なくとも3か月は続けなければ効果はわからないでしょう。
どんなことにも言えると思いますが、こういったスキルアップで重要なのは何はともあれ「続ける」ことですね。量稽古です。そして、続けるためには、教えを忠実に受け入れることでしょう。言われたことを素直に実行すること。「物事は疑うべし」という旗幟に矛盾しそうですが、自分が信じたものを最初に受け入れる時は一度丸飲みが必要であって、それを咀嚼理解した上で仮説を立てて自分なりの方法を立てていけばよいと思っています。
<今日の本歌>
ヴァン・ヴォクト『宇宙船ビーグル号』