第205回 準委任とネオ・ファウスト

ハイジ、その小鳥はね、ブログよりそのカゴの方が良いのよ。みんながあなたと同じじゃないの、その小鳥はブログなんか知らないのよ。こんにちは、大島雅己です。

問題にぶち当たった時の「動き方」「動きの方向性」には人によってクセみたいなものがある気がします。
例えば難しい相談を持ち込まれた時に「できない理由を探しに行く」か「できる方法を考えようとする」か。ざっくりいえば、前者は「困難をいやがる」、後者は「困難に立ち向かう」という方向に頭が働いているのだと思います。

こういう選択場面はIT現場で頻発します。「システム開発のスケジュールを1カ月早めたい」「いま使っているシステムにこういう機能も追加したい」「予算の一部が削られてしまったが機能は減らせない」「担当の一人が急な事情で外れることになった」などなど、想定外の事件は起こるものです。そんなに頻発するなら想定しておけばいいじゃないのという話かもしれませんが、いずれにしても、こういう局面に遭遇した時に、どちらの方向に頭を働かせるか、がその後の流れやシステムそのものの命運を大きく変えると思います。
一時的な痛みから逃がれてコトを穏便にすますか、多少の犠牲があっても希望をもって前向きに進んでいくか。どちらを取るべきでしょうか。

ITに限らず、ビジネスでも芸術でも、何かの目標に向かっている時、ほどほどの所で満足しておくか、もっと上を目指して挑戦し続けるか、この問題はつきまとうと思います。ここがアマチュアとプロの違いの一つかもしれません。

<今日の本歌>
ヨハンナ・スピリ「アルプスの少女ハイジ」

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