第761回 フローレンス協定と取得原価主義

こんな日はあの人のまねをして けむたさうな顔をしてブログを書くのです。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』を観て参りました。芸術品をめぐる人間の争ひがここまでのものだつたのかと、あらためて驚きました。

それは何故起こるのかといへば、芸術品が人を動かすものであるからでせう。つまり芸術品は他人の心を動かすのに利用される恐れがある。そして、そこに資産価値を認める人にとつては営利の対象ともなる。

ピカソは「絵は飾るためのものではない。敵に対する盾にも矛にもなる、戦うための手段だ」と言つた。また、「優れた芸術家はまねをし、偉大な芸術家は盗む」とも言つた。芸術は決して娯楽でも暇つぶしでもなく、闘ひであり資産であり武器であります。

IT現場でもすぐれた設計やデザインは優れた芸術であり偉大なアートにもなり得ます。ITも、決して娯楽や暇つぶしのためのものではありません。技術のひけらかしでもありません。闘ふためのものであり、資産価値をもつものであり、武器であり楽器であり食器なのです。

(A面へ)

<今日の本歌>
小坂恭子『想い出まくら』

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