第1430回 アウトバックと未知関数

三寒と思へば四温だつた今日。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

音楽を聴く喜びとは、好きな曲を堪能することだけではありません。今まで聴いたことのないような、得体の知れない曲に出会って感動することもあります。自分の辞書にない言葉に出会うような、初めて食べる異国の料理を味わうような、見たことのない美しさを目にするような、そんな感覚でしょうか。

「慣れ親しんだもの」と「初めて出会うもの」は正反対の概念ですが、どちらも自分の味方になり、どちらも大事なものでもあります。好きなものだけに囲まれていることこそが幸せなのだという人もいるでしょうが、それだけでは世界は発展しないのでしょう。しかし常に新しいものばかりを追求し続けるのは冒険的に過ぎて負荷が大きいことでもありましょう。両者をバランスよく取り込んでいくことが理想です。

そういえば岡本太郎氏の「なんだかわからない」は過去に流行語になりました。芸術とはきれいなものとか整ったものなどではなく、得たいの知れないところに価値があるのかもしれません。

(A面へ)

<今日の一唱>
岡本太郎の言葉

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