第1059回 アビメレクと急速眼球運動

夢は土蔵の疲れだ(落語『芝浜』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

夢は持たない方がよい。夢だと思つてゐる限り現実との距離があるからです。夢ではなく現実の延長で考へるべきです。夢は叶ふものだ、とは夢が現実に叶つた人だけが言ふことであつて、さうでない人の方が遥かに多いはづです。夢を諦めるな、とか、夢を持ち続けやう、なども同じです。

夢はあくまで夢であり、眠りの世界で出会ふ幻であり、自分の意志でコントロールできるものでもありません。人生で目標を持つて進んだり将来にビジョンを掲げるのであれば、現実として何をすればよいかを考へなければいけないのは当然です。

今の自分の立ち位置から地続きである未来に向けて、実在する人やモノや思想や潮流や文化や経験や歴史や力学や時流や歳時を踏まへながら、具体的にどのやうに歩みを重ねてゆけばよいか、その戦略を立てることが重要でせう。

夢の世界で成功しても意味はない。将来とは夢ではなく現実です。目標は叶へるものではなく確実に達成するものです。

(A面へ)

<今日の一唱>
落語『ねずみ穴』

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA