第49回 赤文字系とシュトックハウゼン

亜空間らせんベクトルAXY木戸入ル、はこちらです。こんにちは、大島雅己です。

本日は日経コンピュータ・サミットを聴講してまいりました。テーマはAI、IoT、ダイバーシティといったお馴染みのキーワードで、世間の動向や参加者の雰囲気などを肌で感じられるよい機会でした。ちなみに参加者はやはり年配の男性が多いと感じました。

一通り聴講して思ったことはいくつかありますが、一つ思いを新たにしたのが企業における「対立の構造」です。
業務を取り巻く環境には様々な対立があるもので、これをなんとか解決していけないものかと常々考えておったのです。例えば古くは「営業部門とスタッフ部門」などがそうでした。「プロフィット・センターとコスト・センター」と言ってもよいですかね。
昨今では「開発部隊と運用部隊」もそうですし(DevOpsですね)、「新規事業開発と既存事業保守」はもちろん、「先端技術と既存システム」の担当者も同様な対立関係に陥りそうです。

その後の発展に結びつくような建設的な対立であればよいのですが、そうでなくただただ保身や確執による対立は、ない方がいいですよね。対立というのは日本人の好きなコンテンツではありますが、自分が当事者にはなりたくないでしょう。意見や立場の違う相手と、どうコラボレーションできるか、という考え方で何事ものぞみたいものです。

立川談志師匠は若い頃からずっと「伝統を現代に」と言い続けてきました。師の一生は、江戸から続く落語の伝統を大事にしながら、それを現代に通じるように発展させてきたという偉業の積み重ねだったと思っています。

<今日の本歌>
高橋留美子「うる星やつら」

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