第145回 ジャイナ哲学と機会費用

漬物に始まり、卵焼、昆布、鯖、金平、蒲鉾、カツという流れを作って盛り上げていくようなブログもあるし、鯖とカツで一つの軌道を作りその間に卵焼、漬物らを挟み込んでいくという攻め方もあります。こんにちは、大島雅己です。

何かをやるかどうかの判断に迷った時は、「やった場合うれしいこと」「やった場合困ること」を考えられるだけ挙げてみて、フラットに判断するようにしています。プロコン法とかメリデメ法というやつでしょうか。

例えば、内容がよくわからない依頼をもらった時に、それを引き受けるべきかの判断について
メリット=仕事の経験値が上がる。新しい人脈ができる。収入につながる、等。
デメリット=もっと効率のいい仕事を逃すことになる。精神衛生上よくない、等。
こんな感じで挙げていって、最終的にどこを取るかで決める。

卑近な例だと、「今夜は酒を飲みに行くかどうか」という命題に対して、
メリット=「ストレス発散」「食欲の満足」「滋養」「酒仲間との和」等。
デメリット=「浪費」「体に悪い」「仕事の時間が減る」等。

公平な判断のためには、必要十分な観点について、横並びで比較し○×をつけるのがよさそうですね。時間、コスト、金額、健康、人間関係、スキルアップ、社会貢献、自分の感情、将来への投資…。ウーン、意外に観点は単純なものに行き着くような気もします。そして最終的に選んだものが、自分の一番大事にしたいもの、立川談志師匠の言う「人間の業」なのかもしれません。

<今日の本歌>
泉昌之「かっこいいスキヤキ」

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