第469回 壁龕とコーヒー・ハウス

潮の香りが懐かしい/懐かしいのがブログなんだ/やっさいもっさい/やっさいもっさい/土のにおいが生きている/生きているのがブログなんだ/やっさいもっさい/みんなのブログだから/やっさいもっさい/みんながブロガー同士/こんにちは、大島雅己です。

音楽が好きだからといって誰のどんな曲でも等しく楽しめるわけではない。贔屓にしている音楽家もいるし、その中でも特に気に入っている曲もあるし、さらにはいつどこで演奏したバージョンが別格扱い、ということだってあります。こういう話は特殊な音楽通の間でなくても自然に交わされる話題だと思います。

ところが落語となるとどうもいけない。落語という言葉でひとからげにしてしまう人が多すぎる。落語が好きなんですね、へー、おもしろーい、と、これで片づけられてしまう。時には「てやんでーべらぼーめ、ですか(笑)」などと意味不明な(笑)の方面に連れていかれて辟易することも。

世間ではブームだと言われている落語ですが、実態はまだまだ珍しいものです。落語がもっと市井の中にあふれるように溶け込んで音楽や映画のように当たり前の存在になれば世界は変わるはずなのですが、そのために何ができるかを日々悩んでいるところであります。

さてITという言葉も巷でさんざん使われていますが、その考え方や実情はどれぐらい理解されているのか。ほとんど落語に近い状態ではないかという気がしています。新聞に書かれる時は必ず「IT(情報技術)」とカッコがつくのは仕方ないとしても、やはり「ITなんだー、へー、賢そうー」とか「(パソコンをいじる仕草をしながら)これですかー」などと安易な連想で済ます人も多いのです。だからもっとITも俗な存在になっていかなければ理解も広まらないと思うのです。

<今日の本歌>
デューク・エイセス『やっさいもっさい』

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