第256回 ポランニーと国鉄101系

ブログを書き始めていた。耳をそばだてるとかすかに聞こえる程だった。耳鳴りのようにも思えた。これから夜を通してブログを書き続ける。こんにちは、大島雅己です。

システム構築といってもその内容はピンキリです。ちょろっとEXCELマクロの自動計算させる仕組みを作ることもあれば、ウン億円の費用をかけて1年も2年も続く大プロジェクトに参画する場合もあります。でもどんなケースでも、そのシステムを「使う人」が必ず存在するはずで、それは自分かもしれませんが、たいていの場合は第三者であるお客さんが存在するでしょう。ということはそのお客さんが最終的にそのシステムに満足しているかどうかが最重要ミッションですね。

その人がほしかった機能が完全に満たされているかどうか。それが大事です。
コストが安く済んだとか、メッチャ短期間で作ったとか、最新鋭の機能がついたとか、そげなことはどうでもいいのです。使う人が望んだものになっていれば成功なのです。
もすこし言うと、使う人も気づいていなかったような「それがほしかった」ものになっていたらパーフェクトなのです。

芸術作品の場合は、期待通りのものが味わえるのもさることながら、それを超えた「オオッ!」を感動できた時が至高の瞬間ですよね。

<今日の本歌>
中上健次「岬」

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