2020-06-28 / 最終更新日時 : 2020-06-28 wpmaster 構造 第1180回 マゼッパとゴロム尺 椴松ドド松留め松到頭都道府県に届けた(筒井康隆『早口言葉』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 昨日の話をもう少し深掘りしてみます。芸術作品等を評価する際の一尺度が「技術的な完成度」と書きましたが、何をもって […]
2020-06-15 / 最終更新日時 : 2020-06-15 wpmaster IT戦略 第1167回 赤色酸化鉛とスーパーハイデッカー 大きにてよきもの。家。餌袋。法師。くだ物。牛。松の木。硯の墨(清少納言『枕草子』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 ダウンサイジングとは今でも重宝されているのでしょうか。小型化、スリム化、縮小化、コンパクト […]
2020-06-14 / 最終更新日時 : 2020-06-14 wpmaster コミュニケーション 第1166回 アンカンファレンスと継目弘メ いづ方により果つともなく果て果てはあやしきことどもになりて明かしたまひつ(『源氏物語』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 身の回りで無駄だと感じるものの代表的なものが「会議」です。とくに形骸的に行われる名前 […]
2020-06-10 / 最終更新日時 : 2020-06-10 wpmaster プロジェクト管理 第1162回 シグナルハンドラと南朝梁 スペシャル・ルームの存在価値はそのアンチ・ルーム性にしかないのだ(筒井康隆『特別室』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 「特別」とは「普通」ではないこと、だとすれば、「普通」の定義が曖昧である以上、「特別」 […]
2020-06-05 / 最終更新日時 : 2020-06-05 wpmaster スキルアップ 第1157回 マリンスノーと呉下の阿蒙 あなうなぎいづくの山乃いもとせをさかれて後に身をこがすとハ(蜀山人)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 山芋は鰻になるとのことで、物事が急に姿を変えることがある例えのようです。士別れて三日、即ち更に刮目して相 […]
2020-06-04 / 最終更新日時 : 2020-06-04 wpmaster 構造 第1156回 ペトロフ事件と存在論的ニヒリズム 有る時は蟻が有り、無い時は梨も無し(出典不明)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 「ある」は動詞で「ない」は形容詞といいますが、どちらも状態を表す相対する言葉なのに働きが違うのは何故でしょう。それはともかく、 […]
2020-06-03 / 最終更新日時 : 2020-06-03 wpmaster 構造 第1155回 人馬宮とオーバーロード 私は用を前に当て、あとからつうっと先へ行く者でござる(狂言『松楪』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 宅配荷物の段ボール箱に、開封用のミシン目が入っていることがありますが、その下につうっと矢印が並んでいると […]
2020-06-02 / 最終更新日時 : 2020-06-02 wpmaster 構造 第1154回 同形三復とΑΩ つぎつぎと生産することばかりに熱心で、あとしまつに頭を使うのは、だれもがいやがっていたのだ(星新一『おーい でてこーい』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 しまつとは始末、始点と結末であり、すなわち首尾、始 […]
2020-06-01 / 最終更新日時 : 2020-06-01 wpmaster 構造 第1153回 五位百法とアッブタスッタ 人は皆、有用の用を知るも、無用の用を知ること莫きなり(『荘子』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 無用であっても不用とはいえない。非常であっても無常にはあたらない。無言なのに不言ではない。未完成だけれど不完 […]
2020-05-30 / 最終更新日時 : 2020-05-30 wpmaster 構造 第1151回 ウェヌスのえくぼとジョルダン曲線 ビヤホール背後に人の増えきたり(八木林之助)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 背中の背の古形は「そ」だそうで、これは「そと」から来ているとのこと。「せ」「そ」「と」「そと」「そとも」は自分とは反対に向かうも […]