第1157回 マリンスノーと呉下の阿蒙

あなうなぎいづくの山乃いもとせをさかれて後に身をこがすとハ(蜀山人)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

山芋は鰻になるとのことで、物事が急に姿を変えることがある例えのようです。士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし、でしょうか。

未来に向かって時間を使って行くことは、つまり自分を変えていくことに他なりません。人体も細胞も刻一刻と呼吸をし代謝をし変わり続けます。それが浪費となるか消費となるか投資となるかは自分次第ですね。

ほくほくとした山芋の身に甘んじているか、鰻となって遊泳を貪るか、背を割かれて身悶えるか。たとえ背を割かれてもさらにその先を見据えて耐え続けるか。

(A面へ)

<今日の一唱>
蜀山人『吾妻狂歌文庫』

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