2020-12-28 / 最終更新日時 : 2020-12-28 wpmaster プロジェクト管理 第1363回 バッチ殺菌と中臣の祓 一函の皿あやまつやすす払ひ(黒柳召波)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 「年末の大掃除」をそろそろやめた方がいいのではないかと思っています。掃除は年末にまとめてやるものと勘違いしないためです。自分が仕事や生 […]
2020-12-27 / 最終更新日時 : 2020-12-27 wpmaster 構造 第1362回 出島とテロメア このシステム、末端の方では、だいぶ質が落ちているようだな(星新一『支出と収入』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 末端とは構造体のいちばん端っこであり最下層との印象がありますが、逆に見ればもっとも先端にある […]
2020-12-23 / 最終更新日時 : 2020-12-23 wpmaster 構造 第1358回 恒常現象とアノソグノシア やがて、木製の玉すだれがシャラッと鳴った(筒井康隆『ムロジェクに感謝』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 昨日に引き続き、客観性についての話です。偉そうに客観性客観性と言っているけれど(いいえ別に偉そうにし […]
2020-12-21 / 最終更新日時 : 2020-12-21 wpmaster 構造 第1356回 大黒天とタスマニアデビル 新しいぶどう酒は古い革袋には入れない(新約聖書)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 なにかを覆ったり包むものが「ふく」です。体を覆うものが「服」で、物品を入れるものが「袋」です。どれも結局なにかを「含む」ので […]
2020-12-18 / 最終更新日時 : 2020-12-18 wpmaster 構造 第1353回 トーテミズムとア系列 こうして人類は「ここ」という場所をはっきりと自覚します(松岡正剛『情報の歴史を読む』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 此方と彼方、あるいは此岸と彼岸、この感覚は回りまわってあらゆるところに敷衍します。自分 […]
2020-12-14 / 最終更新日時 : 2020-12-14 wpmaster プロジェクト管理 第1349回 涅槃経とパンクロニウム 世の中に山てふ山は多かれど山とは比叡の御山をぞいふ(慈円)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 危険な言葉。「今日は特例ということで日課はお休みにしようかな」「昨日がんばったからきょうは特別に休んでいいことにし […]
2020-12-13 / 最終更新日時 : 2020-12-13 wpmaster 構造 第1348回 逆非含意とドシッピン なが年研究の甲斐あってついにロチャニをベラルゴしたぞ(筒井康隆『発明後のパターン』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 世の中のほとんどのものは組合せ、ありあわせによってできているはずです。0から1を生み出す […]
2020-12-06 / 最終更新日時 : 2020-12-06 wpmaster 言葉 第1341回 アデノイドとアダムの林檎 己がじし喉ぼとけ見せ寒の水(安東次男)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 喉元過ぎれば熱さを忘れるとは、いくつかの意味にとることができる言葉です。文字通りにとれば「苦しいことや辛い目にあっても終わってしまえば […]
2020-12-04 / 最終更新日時 : 2020-12-04 wpmaster 構造 第1339回 産業的実践論とマルチスレッド なにをやるにも見るまえに跳べということさ(大江健三郎『見るまえに跳べ』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 見る前に跳ぶべきなのか、跳ぶ前に見るべきか。跳びながら見るべきか、見ながら跳ぶのがよいのか、見ないで […]
2020-12-01 / 最終更新日時 : 2020-12-01 wpmaster 構造 第1336回 マルタ十字とランダム化比較試験 部屋のなかはもの陰でいっぱい(ランボー『みなし児たちのお年玉』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 世界地図の一部などを見ていると、陸と海を逆に捉えていたりして、いったいどこの場所なのか全く見当がつかないこと […]