2021-10-26 / 最終更新日時 : 2021-10-26 wpmaster 構造 第1666回 コップ座と神話類型 微睡みて赤ワイン干す前に落ち。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 考え方や意識や発想にも癖というものがあり、そこには紋切型のパターンが存在します。なんとかそちらの方向へ行かないように気をつけているつもりですが、 […]
2021-10-25 / 最終更新日時 : 2021-10-25 wpmaster コミュニケーション 第1665回 知魚楽とフラタニティ 赤ワイン捻る手先の乾きをり。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 『星の王子さま』のキツネ君との話は読むほどに感動的です。別れが来るとわかっているのに友達になる。別れが来れば悲しむに決っているのに仲良くなる。しか […]
2021-10-22 / 最終更新日時 : 2021-10-22 wpmaster 構造 第1662回 リベルタンと躙り口 赤ワイン染むハンカチの白まぶし。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 「自由にしてよい」は「好き勝手にしてよい」とは違います。「自由時間」とは言いますが「勝手時間」となると穏やかではありません。「自由席」はありま […]
2021-10-21 / 最終更新日時 : 2021-10-21 wpmaster コミュニケーション 第1661回 キネシクスと動機錯誤 濁り酒いつになく濃く染みてゐる。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 言葉は意思伝達の根幹であり基盤であり精髄であると言えましょう。言葉がなければ情報は伝わらず意思は疎通できません。言葉がその人の意思を伝え、受け […]
2021-10-20 / 最終更新日時 : 2021-10-20 wpmaster 構造 第1660回 フィリアと概念地図 紅白のワイン並べる月見なり。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 『星の王子さま』は読むほどに味わいの湧く含蓄深いお話ですが、特にキツネ君の話をよく思い出します。自分が特別な思いをかけて慈しんだものは自分にとって […]
2021-10-19 / 最終更新日時 : 2021-10-19 wpmaster 構造 第1659回 八紘一宇と停滞フィールド 焼酎をバカラで舐める寒露の夜。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 源氏物語にある「すぐれてときめき給ふありけり」の「ときめき」は、天皇の寵愛を受けて栄える意味とのことですが、つまり「時の人にあやかる」ということ […]
2021-10-17 / 最終更新日時 : 2021-10-17 wpmaster 構造 第1657回 気韻生動とスチュワードシップ 赤の奥透かして見るや秋ワイン。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 松岡正剛氏『花鳥風月の科学』はゾクゾクするような訓話の宝庫ですが、その中の一つに経営の話があります。経営とは会社をやりくりすることではなく、「山 […]
2021-10-14 / 最終更新日時 : 2023-12-03 wpmaster コミュニケーション 第1654回 ヒコホホデミと五社協定 にごり酒すかし見るほどおりがらみ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 「俳」という字は、そのまま読むと「人に非ず」と、穏やかならぬ体をなしていますが、あらためてその字源を調べてみると、「非」は飛んでいる鳥の羽根 […]
2021-10-12 / 最終更新日時 : 2021-10-12 wpmaster 構造 第1652回 ブブ木と丸に〆 とくり酒品川猫にささげばや。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 芥川龍之介の句「餅花や今戸の猫にささげばや」で「餅花」というものの存在を知りましたが、そんな品種の花があるわけがなく、「餅を小さく丸め彩色して柳の […]
2021-10-05 / 最終更新日時 : 2021-10-05 wpmaster 構造 第1645回 セレンディップと掃溜菊 生麦酒解禁時刻午後三時。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 寄り道とは楽しいものだし、道草の味はさぞうまいのでしょう。寄り道によって新たな発見もあるだろうし、道草でしか味わえない喜びもあるはずです。 問題なのは […]