第229回 サイバネティクスとオンライン整数列大辞典
白い水平線を今駆け抜けていく、研ぎ澄まされた言語の流れを感じて、ときめきへと動き出すブログは、忘れかけていた遠い夢の訪れ。こんにちは、大島雅己です。
私たちは日々の修行の中で、必要な知識やルールやコツや方法を学び続けているわけですが、これを自分の身に沁み込ませるために必要なのは、才能や技術やセンスではなく、「素直にまじめに続けること」に尽きる。と実感しています。
あまりにもベタでありきたりな表現ですが、意外とこのことが自覚できていませんでした。
まず、物事を素直に受け入れずに疑ってみたり解釈がねじまがっていたりしがちです。物事は疑うべし、というのも大事なスタンスですが、それはまず物事を受け入れたあと、自分の頭で考える時の話です。何かに取り組もうとする時は、条件をいっぺん素直に受け入れることが必要だと思うのです。
そして「まじめに」やるというのも案外できないものです。適当に手を抜いたり、しばらくサボってしまったり、ズルしたりするわけです。これもダメですね。
そして「続けること」これが一番できない。途中でやめてしまうのです。続かないのです。とにかくやり続けなければ始まらないのです。一番難しいことでもあります。
楽器の上達なんてまさにこれです。基本を忠実に受け入れて、基礎的な練習を日々やり続けること、これ以外に上達の道はないはずです。
<今日の本歌>
山下達郎「RIDE ON TIME」