第195回 シャルル=ルイ・アノンと等流法身

はじめにリズム愚か、牧歌的な超ブロッカー、逐一更新ブロガー無濾過、純米、チェンマイのよに栄える夢。こんにちは、大島雅己です。

基礎と応用を繰り返して、私たちはいろいろなことを身につけてきました。学校の勉強、スポーツ、趣味、そして仕事も。
なにごとにおいてもまずは基礎としての型を学ぶ。これは掟であり規則でありルールですね。何度も繰り返して、体に沁みつくぐらいまで反復するべき。

この時についつい、早く先に進みたくなり、基礎を徹底しないまま応用に手を出してしまいがちです。私はそうです。
国語の読み書きでは知らない言葉を無視してストーリーを追ってしまう。数学の問題では定理を理解せず公式を暗記しようとする。英単語の動詞活用はなんとなく感覚でやり過ごす。楽器の練習ではロングトーンやスケールを飛ばして流行りの曲を弾こうとする。

世の中、現場に出てナンボですからいつまでも基礎ばかり繰り返して実地に応用しないのも問題でしょうが、基礎を疎かにしては応用もできない。このバランスが難しいところです。

IT現場でも基礎は重要ですが、それは技術的な知識とかプログラミングのスキルもさることながら、ITの意味、原理、仕組、価値、構造、歴史、背景、そういったものを知るべきだと思うのです。その上で、ITを生活や仕事や社会にどう活かすか、どう対峙していくべきかを考えていきたいものです。

楽器の演奏でありがちなのが、油断すると演奏がすぐに自己流になっていく。自分なりのオリジナリティは大事でしょうが、基礎を離れては意味がない、と、常日頃から意識しています。

<今日の本歌>
口ロロ「ヒップホップの初期衝動」

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