第158回 天下普請とイシス編集学校

やめろと言われても今では遅すぎた。激しいブログの更新に巻き込まれたら最後です。こんにちは、大島雅己です。

IT部門の役割とは何なのか。これを考え続けて幾星霜。
そもそもIT部門の人間とは、何をする者なりや。プログラムを書く人? ソフトを作る人? パソコンを直す人? サーバをいじる人? インターネットの設定をする人? 最先端の技術を知っている人?

例によって、家を建てるケースに例えてみますと、家づくりに関わるのは、土地の売主、不動産屋、建築家、建材屋、インテリア屋、電気水道ガス、回線プロバイダ、庭師、保険関連、ローン関連、登記などの事務関連、そして実際に家を建てる大工さん…とまあ大勢です。とても依頼主だけで処理できるわけはないので全体を取り仕切ってくれる人が必要ですね。それが不動産会社や工務店やハウスメーカーというわけで、IT部門の立ち位置もそれに近いと思います。

プログラムを書ける人や、パソコンに詳しい人がいても、それだけでは会社のITが安泰というわけではないんですな。
たくさんの関係者たちの間をつなぎ、全体感とゴールを見据えながら、各所から最大限のアウトプットを引き出して最終的に依頼者に提供するというわけで、コーディネーターあるいはエディターとか編集者というイメージです。つまりITには編集能力が欠かせないのです。

<今日の本歌>
西城秀樹「激しい恋」

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