第1096回 ヒドロシランと母音交替

情報は、ひとりでいられない(松岡正剛『知の編集工学』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

英語のデータ(data)は、データム(datum)の複数形なので、一つ一つの情報を指す場合はデータムと呼ぶのが本来なのでしょうが、そんな使い方は聞いたことがありませんね。これは察するに、情報とは常に複数の要素が集まったり重なったり関連づいたりしているものであって、そもそも単数形になることなどあり得ないからなのではないか。

とすれば、日常の中で様々な情報を処理していく際に、情報を個々に切り分けて捉えるのではなく、何がどうつながってそも情報群を形成しているのかを見極める姿勢が重要です。

逆に、情報が孤立しているように見える場合は極めて不安定な状態だと思った方がよく、その情報が次にどこかにどう繋がりにいくことになるのかを考えるべきなのでしょう。情報とはまるで化学的に不安定な物質のようです。

(A面へ)

<今日の一唱>
松岡正剛『知の編集工学』

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