第109回 糠床と笑っていいとも

だんせいがかいているといううわさのぶろぐというものを、じょせいのわたしもやってみようということで、いまかいています。こんにちは、大島雅己です。

松岡正剛氏の編集学校で実体験した連歌が終わりました。最後の十八句目(挙句)が詠まれ、見事に完結です(満尾というようです)。
勝手もわからないまま言葉の海を犬かきでかいくぐり続け、それでも全員で一つの物語のようなものを無事に終結させたという満足感。楽しい二か月でした。今まで全く無縁だった世界ですが、こんなに面白いものがあったとは、全くまだまだ世界は奥深いなと感じました。

このリレー形式による創作というものは、他の分野でもありそうですね。リレー小説、リレー漫画、リレー音楽、リレー絵画、リレー演劇、リレー落語…。
先人が作ったもの、すでに存在している何かを手にして、そこから自分なりの別のものを作るということ。現状のものを活かしながら、そのよさを引き立て、その世界観を尊重しながらも、それをそのまま引きずったりこだわったりするのではなく、新しい独自の方向へと発展させること。おお。言うは易く行うは難し、イノベーションの原点のような。連歌とはイノベーションだったのか。

ITの世界でも、イノベーションは既存の組合せから起こすもの、とよく言われます。確かにね…。言うは易く、行うは難しです

<今日の本歌>
紀貫之「土佐日記」

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