第172回 守破離とディレクターズカット

ブログアローは殺し文句、ブログイヤーはネタ探し、ブログウィングはSEO、ブログビームは名キャッチ。こんにちは、大島雅己です。

先日から松岡正剛先生の編集学校で新しい講座の受講を始めています。世界読書奥義というもので生半可な覚悟ではついていけない厳しさなのですが、持ち前のM精神で何とか乗り切ろうと必死です。

さて編集といえば、世の中は全て編集で成り立っているというのが松岡先生の教えで、これはまさにその通りだなとしみじみと噛みしめる毎日です。

IT現場などは、編集の宝庫といってもいい。
どんなシステムをどう作ろうかと日々我々が考えていることも編集だし、考えをどうまとめるかも編集だし、それをどうやって設計書に落とし込むかも編集です。
これを関係者にどう説明するかも編集だし、相手からの意見をどう解釈してどう取り込むかも編集だし、その結果として最終的な要件の確定も全部編集です。
さあそれからそれをプログラムとしてどういうコーディングにするかも編集だしどこからどこへどんなデータを流すかも編集だしそのデータをどんな形でどう管理するかも編集です。編集、編集、編集づくしなのです。

つまり編集能力というのはITには必須のものなのです。もちろんITだけでなく、音楽も落語も絵画も勉強も運動もデートも食事も猫も杓子も、人間のありとあらゆる活動にとって編集はついてまわるのですから、その能力を磨くことは大変に有意義なものなのです。というか、編集ができなければ何もできないのです。

<今日の本歌>
永井豪「デビルマン」

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