第1095回 逆サイフォン原理と電子ガバナー

蔵並ぶ裏は燕の通ひ道(野沢凡兆)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

構造とは容れ物と中身でできている、といつも書いていますが、正確に言えば物の出入りがあるはずです。インプットがありアウトプットがある。つまり中身は動いていて、常に入れ替わっている。さらには、その流れが容れ物に作用して、それよってまた新たな流れが起こる。この繰り返しによって構造は進化し続けます。

あらゆるシステムはこの骨格を持っているはずで、もし一つでも当てはまらなければそれはシステムとして成り立っていません。インプットはあるのに何もアウトプットしていないもの、逆にアウトプットだけしかないもの、何の変化も起こさないまま同じものが出入りしているだけのもの、そもそも何の動きもないもの、すべてどこかおかしく、構造として欠陥があります。

つまり構造を見るポイントは、容れ物がちゃんとしていること、物の流れがあること、そこに何かの作用が働いていること、少なくともこの3点が正常に動作しているかどうかです。何かおかしいかな、と思ったらこの3点のどこに原因があるかをまず調べることです。

(A面へ)

<今日の一唱>
野沢凡兆『猿蓑』

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