第699回 アレニウスの酸とラマン増幅器

いなせだね夏を連れてきたブロガー、渚までブログ走るよブッ、涼し気な手元合いの手ブイブイブイ、粋なこと起こりそうだぜブッ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

映画『ねことじいちゃん』は岩合光昭氏が縦横無尽に猫を撮り、立川志の輔師匠がそこに絡むといふ、愛猫家かつ落語好きの身にとつて垂涎ものの作品です。専ら私は猫がいかに愛らしく撮れてゐるか、志の輔師匠がどんな立ち居振る舞ひで魅せるか、ほぼその2つの焦点で鑑賞しました。

ストーリーの展開がどうとか、役者さんの芝居がどうとか、さういつたことは二の次です。結果は充分に満足いくものでしたが、こんな見方は映画の評価としては邪道で、監督を始め制作サイドには失礼なものなのかもしれません。芸術作品の味わひ方は観客の自由でせうか。

ではビジネスではどうか。サービスを提供する側と享受する側、両者の思惑が完全に一致すればそのサービスは完璧な使命を果たしたといふことになるのでせうか。いや、サービスはお客様に新たな気づきを与へ、かつ、お客様の声がサービスを改善させてゆく、さういふループが継続してゆくのが理想だと思ひます。

<今日の本歌>
ラッツ&スター『め組のひと』

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA