第2475回 意志と技術(1)

こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。むすめふさほせ。「踊り」とは何でしょう。思うにそれは歌や器楽と同じく、まつりごとと大いに関係があるのでしょう。つまり神のような存在に向けて祈ったり崇めたりする時の、交信の手段あるいは儀式に伴うもので、自分の気持ち、考えを表すものです。そこには技術や修練よりも先に、強い意志があって、それが思わず知らず自発的に爆発的に蠢いたりどよめいたりして発露するものであるはずです。すなわち、意志は技術を凌駕するし、気は方法の先鞭になるということです。やったとこがないからできないとか、方法を知らないから無理だという、手垢のついた言い訳は捨てるべきでしょう。続きはまたどこかで。

(A面へ)

<今日の一推>
映画「名付けようのない踊り」

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