第619回 TRIOLEと平衡2分探索木

これもブログ。あれもブログ。たぶんブログ。きっとブログ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

何につけても、いいものを作ろうと思えばそれなりにテマヒマがかかるものです。つまりカネと時間が必要になる。予算をケチったり時間を短縮したりすればその分、質が下がってしまうのは仕方のないことです。金も使わず時間もかけずいいものを作ろうなんてあつかましいもの。

ただし、ひとつ打開策があるとすれば、「方法」を工夫することでしょう。すなわち画期的なツール、戦術、労力などを調達することです。しかしそういうものは簡単に手にできるものではないし、ヘタに取り入れるとどこかに無理や歪みが出たりしそうです。飛び道具のようなものは、できればおいそれと使いたくないものです。結局のところ芸術作品の創作は締め切りとの戦いで、間に合わない時は人手を増やしてがんばるか、80点ぐらいの出来で妥協するか、締め切りを延ばすしかないでしょう。

IT現場のプロジェクトも、品質とコストと納期のせめぎあいです。この3つ、QCDの優先度は状況に応じて様々ではあるものの、たいていの場合、あとから追加要件や仕様変更が発生しても、高品質で低コストで短納期が求められます。これを防ぐには、プロジェクトを始める時に、三者の優先順の考え方を大方針として決めておき、常にそのバランスを図りながら舵を取っていくことです。

<今日の本歌>
松坂慶子『愛の水中花』

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