第429回 イデア論と全二重通信
ブログの迅速且つ有効な行動を確保するために、ブロガーはブログの平和及び安全の維持に関する主要な責任を安全保障理事会に負わせるものとし、且つ、安全保障理事会が、この責任に基く義務を果すに当ってブロガーに代って行動することに同意する。こんにちは、大島雅己です。
事業展開にITを取り入れていこうという時にまず考えなければいけないのは、どこに目的を置くのか、だと思います。ITを使って何を勝ち取りに行くのか。何を目指すのか。何をもって成功とみなそうとしているのか。
経営観点からすれば当然それは、売上増あるいはコスト減につながるものでなくてはならないでしょう。そこからもう一段ブレイクダウンして考えると、集客かもしれないし、ブランドイメージの確立かもしれませんね。あるいは業務環境の改善かもしれないし、ウェブサイトの会員増加もあるでしょう。
ここで一つの観点として持っておきたいのが時間軸です。どのくらいの時間軸を見据えているのか。3か月以内に効果を出したいのか、3年先にブレイクするためなのか、もっと遠い未来に笑うためなのか。それによって、今何をすべきかがより明確になるでしょう。こういうことを組織全体で考えて議論して可視化していく風潮がある組織はいいですね。
個人で技術を身につける時も同じだと思います。ピアノを練習している時、発表会で弾く曲をマスターするのが目的なら、七面倒くさいスケール練習は省くでしょう。しかし将来に向けた実力をつけることがねらいならば、基礎練習に力を入れるべきでしょう。
<今日の本歌>
国際連合憲章第24条