2020-09-10 / 最終更新日時 : 2020-09-10 wpmaster 言葉 第1254回 ガウスノイズと動機の錯誤 青空や花は咲くことのみ思ひ(桂信子)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 人が喋ったり書いたりするフレーズで、少なからぬ違和感を覚えるものがあります。最も頻繁に出くわすのは語尾に付けられる「○○したいと思います […]
2020-09-09 / 最終更新日時 : 2020-09-13 wpmaster IT戦略 第1253回 ザンクト・ガレンと法華義疏 古、天地未剖、陰陽不分、渾沌如鶏子、溟涬而含牙(『日本書紀』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 昔から、誰にも頼まれず思いつきで唯ただ自分の満足だけのために粛々と何かをとことん追求する作業に嵌る癖があります […]
2020-09-08 / 最終更新日時 : 2020-09-08 wpmaster 構造 第1252回 セシウム周波数とクルアーン 「ワハハハハハ」「ワハハハハハ」(筒井康隆『笑うな』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 誰もが持っているようで、誰も持ってはいない。確実に消えているのに無限にあるように見える。高速で動いているのに止まってい […]
2020-09-07 / 最終更新日時 : 2020-09-07 wpmaster 構造 第1251回 モーダスポネンスと軌道傾斜角 役人に知り合いありしニンニク屋(作者不詳)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 論理学の世界では「AならばB」の「逆」は「BならばA」ですが、日常生活の中で「逆」と聞くと、「AならばBでない」と考えてしまう。「 […]
2020-09-06 / 最終更新日時 : 2020-09-06 wpmaster コミュニケーション 第1250回 カラベラと次亜塩素酸カルシウム 洒落た文句に振り返りゃ、お国訛りのおけさ節(東海林太郎『麦と兵隊』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 洒落とはそもそも「さらけ出す」ことで、広く人前に姿や思いを露出する様子が発端なのでしょう。それが晒し者で […]
2020-09-05 / 最終更新日時 : 2020-09-05 wpmaster IT戦略 第1249回 ミオクローヌスと排中律 あんたに打ちのめされると心臓がバスドラみたいに轟く(ローリング・ストーンズ『ビッチ』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 何かを見たり聞いたりした時、瞬間的に反応が起きます。「いやだ」「悲しい」「面白い」とい […]
2020-09-04 / 最終更新日時 : 2020-09-04 wpmaster 構造 第1248回 カデンツァと爬羅剔抉 フェーッヘッヘ。ヘラヘラヘ(藤子不二雄『イヤなイヤなイヤな奴』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 平成の初めに「セクハラ」が流行語大賞にランクして、初めてハラスメントという言葉を知りました。その後この言葉は […]
2020-09-03 / 最終更新日時 : 2020-09-03 wpmaster IT戦略 第1247回 主佃の分とバルバレスコ 遊びに行こうハンサムなGTで(クレイジーケンバンド『GT』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 車に詳しくない人からお勧めを訊かれた時、ポルシェやフェラーリを紹介したら喜ばれるか。擦り傷を気にしている人を最先 […]
2020-09-02 / 最終更新日時 : 2020-09-02 wpmaster 構造 第1246回 主題優勢とトラス棒 学問に王道があろうはずはない。しかし少なくとも、幾つかの優れた方法、捷径はあるはずだ(原仙作・中原道喜『英文標準問題精講』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 中学校で英語の勉強を始めた頃、「SVC」「SVO […]
2020-09-01 / 最終更新日時 : 2020-09-01 wpmaster 構造 第1245回 ブラーマグプタの公式とエアロゾル粒子 四角いテーブルを丸く囲もう(ローザ・ルクセンブルク『デリックさん物語』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 「四角い部屋を丸く掃く」とは一体どこから出た言葉なのかわかりませんが、ずぼらな様子を表す慣用句のよう […]