第218回 ビスマルクと処女航海
われわれは皆、ずっと隠したままのブログを持っていて、人がいなくなると読みふけるのだ。ネタは茶店の記事、鋼の精神、養蚕、ヒゲ剃りの刃、など。こんにちは、大島雅己です。
大きなプロジェクトというのは失敗との闘いで、リーダーの苦労が思いやられます。人が大勢集まって何かを成し遂げようとすると、何故こんなにも面倒なトラブルが起こるのか、というぐらいいろいろなことが勃発するんですよね。
今週の日経ビジネスでプロジェクト失敗の法則が特集されているのですが、結局のところ、失敗を避けるには、起こりうるリスクを初めのうちに洗い出して、とことん潰しにかかるのが確実なやりかたのようです。タカをくくらないこと。根拠のない自信は捨てること。だろう運転をしないこと。
経験者だから勝手知ったると思って気が緩んだり新参メンバーをないがしろにしていると思わぬ落とし穴にはなるかもしれません。
全く同じことを繰り返すプロジェクトなど、ありえません。常に初めて行うつもりで取り組むという構えを取りたいものです。
バンドの演奏だって同じ曲を何度も練習しているとダレてきます。そこで手を抜くと本番でも手抜きが出ます。常に本番だと思って練習しなければ。
<今日の本歌>
ビリー・ジョエル「ストレンジャー」