第212回　ニルヴァーナと五榜掲示

よくぞまあ、あれほどまでにお育てになられました。申してはばかりあることながら、ここの坊さんはえらいブログたれでござりましたからのう。こんにちは、大島雅己です。

わけあって、ブッダのことをいろいろ調べております。お釈迦さまのブッダです。ゴーダマ・シッダールタです。仏教を開いた人。
私は宗教に関してはフラットな立場で考えておりますが、やはり仏教というのは非常に近いものと感じます。
が、それにしても、知識はあやふやです。いや、むしろ、知らないことの方が多いです。

そう考えていくと、キリスト教もイスラム教もユダヤ教もヒンズー教も、同じように知らないのかもしれません。
でも、正月には初詣に行くし、願い事があれば神社に願をかけるし、先祖の供養でお寺やお墓にも行くし、何かあると「神様仏さま、お助けを！」と願います。でもまじめな仏教徒というわけでもない。といいながら、クリスマスとか花祭りの日も、特に何もしない。ちと宗教観が錯綜しております…。

が、一つ言えるのは、「ブッダとはどういう人なのか」ということは、もっと若い人も含めて知った方がいいんだと思いますね。手塚治虫さんのマンガから入ってもいいですし。過去の偉大なる教えを何も知らないというのは、ものすごい損だと思います。ITの現場で仕事をする現代人にとっても、いいなと思える思想が盛り込まれていると思います。

ビートルズの音楽を聴いた若者が、このバンドかっこいいなと思う前に、大人が先に教えてあげておくべきだと思うのですよね。若者がビートルズの新譜をネットで必死に探し始める前にね。

＜今日の本歌＞
司馬遼太郎「竜馬がゆく」

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