第199回 ユニタリ行列とフラジオレット
あの時の火炎ビンはどこへ行ったのか。そしてあの時の雄叫びは。グレイトヘビーな肉体に燃えるブログに火をつけて。こんにちは、大島雅己です。
何かというと分解を率先しています。分けるということです。特に、大きなものは分けるべし。
問題が発生したらまず分解を考える。たいていの場合、問題というのは様々な要素を含んでいるものです。それを一つずつバラして片づけていく。
ポイントは、バラす観点と、片づける手順です。
例えばQCDの観点でバラす。品質についてどうなのか。コストはどうなのか。スケジュールがどうなのか。
あるいは関係者の観点でバラす。お客さんに関してどういう問題なのか。業者に対してはどうか。内部のメンバー。社内の上司、上層部。
あるいはリスクの内容についてバラす。喫緊の問題は何か。やらないとどうなるのか。中期的にはどうか。長期的にはどうか。
バラす前はぼんやりと不安が立ち込めている場合でも、細かくバラしていくと一つ一つの内容が見えて、スッキリすることが多いのです。
楽器の練習など全く同じです。難しい曲はとにかく分ける。ピアノなら右手パートと左手パートをそれぞれで練習して少し慣れてきたら両手の練習に入る。1曲まるまる取り掛かるのでなく、今週は最初の1ページ、翌週は次のページ、と部分的に進めていく。ちまちま感があるけれど、この方が確実に早く仕上がります。
<今日の本歌>
米米CLUB「加油」