第177回 ロンゴロンゴと腕木通信

子貢君子を問う。子曰く、先ず部録を書す。其の言や而る後之に従う、と。こんにちは、大島雅己です。

せっかくなので続けましょう。論理と感覚と言語と記号。LonelyとconquerとGangとKingといってもいいです。

IT現場でどのように使い分けるか。
システム開発の工程において、テスト計画フェーズの段階にてプログラムの作りに沿って挙動を推測するのが論理。
このプロジェクトの進め方は、過去の体験からするとこのあたりでトラブルが起こりそうだ、と予測するのが感覚。
開発工程のスケジュールを立てる時に、何をどういう順序で行うかを実績と計算でシミュレーションするのが論理。
プロジェクトの決裁を通すために誰と誰に対してどのような言い方でプレゼンをすればよいかを察知するのが感覚。

一方で、言語か記号か、というと…
文字や発話や発音、身体や物の形状や動作などによって特定の概念を意味することで他者に表現できるものが言語。
一定の形状で書かれた単一の文様で言語の代わりに特定の意味を象徴するものとして他者に表現できるものが記号。

これはちょっと難しいですね。他者に通じない文字や記号もあるかもしれない。使い方によって意味が変わるものもあるかもしれない。音符は文字ではないから記号と言えそうですが、他者との共通言語でもある。

ちょっとこの問題は再び出直しでしょうか。

<今日の本歌>
孔子「論語」

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