第168回 UMLと工工四
ママは工場にいる。靴を履いていない。パパは路上にいる。食べ物を物色中。僕は厨房にいる。墓石に刻むブログ起稿中。こんにちは、大島雅己です。
IT現場でシステムを設計する時に使える手法がいろいろとあります。ビジネスでいうフレームワークのようなものです。例えば、やりたいことがモヤッとしている場合に具体的に可視化する方法とか、どさっと山のように積み上がった課題を整理する手段とか、ぐちゃっと乱立しているタスクを現実的なスケジュールに落とすメソッド、などなどです。こういうのはITに限らず何にでも応用したいものです。
例えば情報の流れを抽象化したデータフロー図によって、お金の流れをわかりやすくするとか。情報同士の関連性を可視化したER図を暗記事項の整理に使うとか。行動の流れを図式化したフローチャートで、旅行の計画書を作るとか。
結局、人の日常生活も情報のやり取りで成り立っているので、そういう意味ではシステムと同じだと思うのです。ITは身近なものだということです。
音楽の設計手法で使うものといえば楽譜ですが、基本的には音の属性、流れ、分担がわかればよく、五線譜はよく考えられた形式だと思います。他にも弦楽器用のタブ譜とか文化譜などもありますが、汎用性では五線譜が一番わかりやすそうです。そろそろ新しい画期的な譜面ができないかな。
<今日の本歌>
ボブ・ディラン “Tombstone Blues”