第1697回 長髄彦とミロクンミンギア

だいだいをオレンヂと呼ぶ世代あり。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

鳶色とは鳶のような色を言うのでしょうが、この鳶は鳥類のトビなのか職業のトビなのかと言えば当然のことながら鳥なのだと判断できますが、では鳶職とは鳶のような格好をしているところから名付けられたのかと思ったらあの鎌みたいな道具が鳶のクチバシに似ているところから来ているようです。

そういえば酒の肴とは魚から来ているのだろうと思っていたらそうではなく、酒のツマミである「酒菜」が先にあって、そこから魚となったとのことです。どちらが前提であったのか、よくよく聞いてみないとわからないものです。

原因と結果が実は逆であったという現象もいたるところで起こるものです。気をつけないと。

(A面へ)

<今日の一唱>
堀内孝雄『君のひとみは10000ボルト』

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