第1693回 布盗人算とフレネルレンズ

柿色の柿桃色の桃たわわ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

日々、さまざまな悩みや問題や課題といった困り事が発生します。困り事とは理想と現実のギャップです。本来こうしたい、本来こうあるべきという展望があるのに、実際には何かが過不足を起こしたりしてその通りに進まない状態です。

過不足とは本来あるべき部分に適切なものがなく、本来不要なところに余計なものが居座っている状態とでも申しましょうか。

お金がない、時間がない、休みがない、当てがない、頼れる人がいない、大事なものを失う、満足が得られない。

邪魔が入る、傷病に悩まされる、ハラスメントに遭う、恥をかく、雑事に追われる。

足りないものを探し、余計にあるものを捨てようとすることで困るのであれば、足りないものは元からないものとあきらめ、余計にあるものは敢えて活用してみれば打開策が見つかるのでしょうか。

世の中そう簡単には行かないのでしょうが、考え方だけでもそう振舞ってみると少なくともクヨクヨした気分は晴れるかもしれません。

(A面へ)

<今日の一唱>
RCサクセション『ナイ-ナイ』

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