第3回 ユーミンとクラウド環境

この奇妙な、しかし考えようによってはこの上なく真面目な、また見方を変えれば呆気ないぐらい他愛のないブログも、3回目となりました。こんにちは、大島雅己です。

この週末は音楽三昧でした。土曜日はジャズピアニスト山下洋輔氏の毎年恒例のソロリサイタルを堪能した後、エレクトリック・マイルスのトリビュートバンドのライブを観戦、そして本日は10年以上続いているジャズバンドの練習のあと、クラシックピアノのお稽古へ。まさに、同じようなジャンルのインプット&アウトプットが偶然重なりました。

そんな中で思いついたネタがいくつもあったのですが、そのうちの一つを書き留めておきます。
テーマとしては「土台と上物」あるいは「基盤と外観」(?)とでもいいましょうか。

音楽では、たいていの場合、メロディーがあって、その後ろというか土台にコードが鳴っていますが、音楽のクリエイターはこれをどういう手順で作るのか。人によって様々のようで、まずメロディーを考えて、あとからそれを盛り上げるようにコードをつける。または、まずコード進行で全体の土台を作り、そこに合うようにメロディーを乗せる。はたまた、同時進行で作っていく。
これをITの業務にあてはめると、インフラや基盤といったものをまず作ってから、そこに好きなようにアプリケーションを乗せていくのか、上に乗るアプリケーションをまず考えてから、それに必要なインフラや基盤を構築していくのか、という話になりましょうか。
これも、そもそもの方針によりますね。業務システムであれば当然、アプリケーションの要件がまずあるはずなので、そちらから考えていくでしょうし、逆に、長期のビジネス計画を見据えて、どんなアプリケーションでも乗せられるような汎用的な基盤を先に作りに行くというアプローチもありでしょう。

どちらのケースでも、良し悪しが決まっているわけではなく、関連する様々な状況や条件によって最適な方針が決まるのだと思います。要は、そういうことを意識しているかどうか、でしょう。もうちょっと深掘りしたいところですが、今回はここまで。

<今日の本歌>

井上ひさし「吉里吉里人」

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