第1658回 賊盗律とドロステ効果

秋酒の四合瓶手に透かし見る。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

祝いと呪いがもともと同じものだというのは言わずもがな、そもそも漢字の成り立ちからして、呪が祝から分化したものだそうで、このツクリの部分の兄は人をかたどったもの。

神様へのお礼が祝いであり、お礼にはお札が交換され、神様からの戒めが呪いだとすれば、これらは合わせ鏡の関係のようにも思えます。人間がこれを思い通りにしようなどと考えるとおかしなことになるのでしょう。

なんとなく原発と原爆の関係にも似ているような、そうでないような。

(A面へ)

<今日の一唱>
童謡『通りゃんせ』

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