第1641回 泰山北斗とサーマル・リサイクル

焼酎に浮かぶ氷の歌う音。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

RCサクセションの『ガラクタ』という曲を繰り返し聴いています。忌野清志郎氏が1997年にリトル・スクリーミング・レヴューというバンドで発表したCDで知り、自分でカバーしたこともあり、骨太のロック・サウンドも痛烈な歌詞もすこぶる気に入っていたのですが、実際にはRCサクセション時代に氏が作ったもので、アコースティック・トリオ編成で演奏した72年のライブ映像をのちに知って驚愕しました。

これをひとつの契機に、自分のバンド活動にも幅を持たせようと、既定の路線にとらわれず演りたい曲を自由に演するやりかたを率先するようになったのです。音楽のジャンルにも時代にも編成にも楽器にも縛られず、自分のやり方で再構築すればいいのだという考え方です。前例がないのなら自分が魁になればいいだけのことです。

(A面へ)

<今日の一唱>
忌野清志郎 Little Screaming Revue『GROOVIN’ TIME』

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