第1546回 タンジェントポリと天鈿女命

雲間へと新幹線が窓向う。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

さて、昨日とは反対の話です。情報を生かして情報と共存するための重要なスタンスは「さらけ出す」ことだと考えております。どこかで隠したり伏せたり騙ったりすることがあったとしてもいずれどこかで表沙汰にするはずです。最終的にさらけ出さなければ情報の意味がないからです。

情報はオープンな状態で情報の意味を持つ。すべてを明るみに出した上で、そこからどう出るのかが勝負です。自分が自分をさらけ出すことによって情報も情報をさらけ出す。自分をさらけ出さなければ情報もさらけ出されることはないでしょう。

恥の文化に浸かってしまうとさらけ出すことには抵抗を感じます。これを突破して晒しの文化に乗り換えたいところです。

そういえば沢田研二氏の名曲『ス・ト・リ・ッ・パ・ー』では、脱ぎ捨てるべきものは「過去」であり「昨日」であり「嘘」であり「罪」にまで至ります。背負うものはすべて枷となり、それがある限り、真実も見えないのでしょう。

(A面へ)

<今日の一唱>
沢田研二『ス・ト・リ・ッ・パ・ー』

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